コラム
メルマガコラムを編集・加筆しました。

● For Ad Acne ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Vol.005   (1/20/2005)
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新年あけましておめでとうございます。
少しづつ改善して、今年中でニキビ完治目指しましょう!
このメルマガがニキビ改善の役に立てるように、今年も頑張って書きますね。
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《もくじ》
●コラム【とかちの窓から】
 『髪の毛で隠さナイ(1)』
 (著:とかち皮膚科院長・とかち美白研究所所長 大石先生)
●クチコミ情報1
 「何もやらない」(読者さんアンケートより)
●クチコミ情報2
 「治ったケア方法」(読者さんアンケートより)
●編集後記
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●コラム【とかちの窓から】 第4回 『髪の毛で隠さナイ(1)』
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少し遅れましたが、あけましておめでとうございます。
とかち皮膚科院長・とかち美白研究所所長の大石真暉です。本年もよろしくお
願いいたします。
新年早々20年振りに高校の同窓会がありました。私が通っていたのは地元の
男女共学の公立高校でしたが、一学年450人の内190人以上が出席したそ
うでかなりの盛会でした。
2、3年時クラスが一緒だったドリカムの吉田美和さん(*)も出席され、ク
ラス一同再会を喜びました。20年振りというと皆、いいオジサン、オバサン
になっているのかなと内心思っていましたが、高校時代と変わっていない人が
ほとんどで驚きました。4次会(!)終了後、またの再会を誓って別れました。
(*)3年E組でしたが、大先輩に 中島みゆき さんもいらっしゃいます。
ニキビ治療には様々な治療方法があり考え方も様々ですが、このコラムが皆様
のニキビ改善のちょっとしたヒントになれば幸いです。また、冬は空気が乾燥
しておりますので、お肌の保湿や体調に十分注意して下さい。
とかち美白研究所では、VCローションを購入されている方に会報を毎月発行
しております。そこの片隅に『ニキビ治療の4ヶ条(4ナイ)』というものを
載せています。
(思い当たる所があれば今日から早速実行してみて下さい。)
(1)爪を切っていじらナイ  (2)髪の毛で隠さナイ 
(3)夜更かししナイ (4)乾燥させナイ 
これは私が皮膚科診療を15年やってきた中で非常に重要と思い標語にしたも
のです。
前回『爪を切っていじらナイ(2)』では、ニキビをいじらナイことを自覚す
ることの大切さを説明しました。第4回の今回は、『髪の毛で隠さナイ(1)』
と題して『髪型がどうして重要か』についてお話させていただきます。
毎日診察する皮膚科の一般的な患者さんの髪型は千差万別です。おしゃれに前
髪を垂らしたヘアスタイル、見事なサラサラのロングヘア、七三に分けた少し
フケっぽいオジさん型、ちょっと懐かしい整髪料で固めたリーゼントヘア、サ
ザエさんのカツオくんを思わせる丸刈り、ワカメちゃんを思わせるおかっぱあ
たまなど様々です。
では、読者のみなさんの髪型はどんな感じでしょうか?ニキビの患者さんで多
い髪型は共通しています。前髪を垂らしたヘアスタイルやちょっと前のハセキ
ョウ(女優の長谷川京子さん)型の髪が頬に一部かかる髪型です。しかも髪で
ニキビを隠している方がほとんどです。
これらの髪型がなぜ問題かというと、髪が顔にかかっている場合、髪の毛があ
たることが刺激となり(機械的刺激といいます)、治療効果があがりにくいた
めです。
私がニキビの患者さんを診察していて、まず最初に見るのは当然のことながら
顔ですが、診察は診察室に入ってくる所から既に始まっており、イスに座って
いただく前に顔をさっとみて髪型をチェックしています。初診時には髪型につ
いて説明し、改善した方が良い患者さんには指摘しカルテに記載していますが、
これがなかなか受け入れていただけません。
ニキビの患者さんは現在低年齢化が進み、小学校3〜4年生のお子さんも珍し
くありません。しかし、低年齢層の患者さんは『髪はかからないようにしない
とダメだよ。』と説明すると、保護者の方も含めて髪型を変えるように考えて
いただける方が多く、塗り薬程度で良くなります。
しかし、年齢が上がれば上がる程、人間が固まってしまうためか?頑固な方が
多いのか?髪型は変わらずニキビが改善しない方が多いのです。『大人のニキ
ビ』はなおりにくいといわれ、ストレスやホルモンバランスなど原因は様々と
されますが、成人の方は髪型に問題があり、これをなかなか変えることができ
ないことが大きな障害の一つになっていると私は考えています。
今週のポイントはこんなところでしょうか?
『髪の毛が顔にかかると刺激になります。ニキビを髪で隠すのはよくありません。
 長年の髪型は変えたくないものですが、ニキビに髪の毛がふれないように少し
 変えてみませんか?』
次回はもう少し掘り下げて説明してみたいと思います。それでは。
おおいし まさき(大石 真暉:ペンネーム)
(昭和41年北海道帯広市生まれ。平成6年札幌医大大学院修了。平成7年
同皮膚科学講座助手。平成9年とかち皮膚科開院。
平成14年とかち美白研究所開所。
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・医学博士)
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●クチコミ情報「何もやらない」(読者さんアンケートより)
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基本的には「何もやらない」のが、私のニキビ撃退法です。
いじればいじるほど悪化させた事があって、諦めて何もしなかったら、良くな
ったんです。
あと「洗顔しない」ですね。シャンプーの後、シャワーで流すぐらいで、もう
何もしない。と、いうのも、洗い過ぎると体(顔)が油脂を出そう出そうとす
るらしく、それがにきびの原因になると何かで読み、確かにそうかもしれない
と思ったので。
どんなに気になっても、触らない、鏡で見ない(ストレスになるから)、化粧
水も付けない。それで体の浄化機能というか、治癒作用を信じて、治るまで待
ちます。んで、無理やり治す(笑)。
出来てしまったニキビをひどくさせる原因は、私の場合は気になって触ってま
う事と、髪の毛や(髪を結わいたりするときに)爪で傷付けてしまう事なので、
気にしないように、忘れたふりをするんです。
神経質にいろんな(高価な)化粧水を付けたり、いじったりすると、治るはず
のモノも治りにくくなってしまいます。
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●クチコミ情報「治ったケア方法」(読者さんアンケートより)
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私も去年くらいまでニキビに悩んでいました。今は全くできません。私のやっ
た方法でよろしければ・・・。
まず、月に1回ピーリングに行きました。2回目くらいでにきびがなくなりま
した。自宅でのケアですが、夜はクレンジングのあと、ピーリング石鹸で洗顔。
アルコールが入っていない化粧水を何度もつけて保湿。
そして、オイルフリーのクリームで保湿。
朝ですが、顔を洗いません。化粧水を浸したコットンで顔を拭きます。
そしてふつうにお化粧をします。
何事もやりすぎが原因になると思います。
あと、コロコロと化粧水や乳液を変えるのはよくないと思います。せっかくな
れてきた肌がまた違うものに慣れるのに大変ですから・・・。
私が思うに洗いすぎて皮脂が奪われてそれを補うためクリームを塗るという悪
循環がニキビの原因かな?と思い、朝の洗顔をやめてみました。すると、今ま
までより皮脂の出が少なくなりました。
あと、週末は顔を洗いっぱなしで何もつけないでいることもあります。自分の
皮脂がでますから、はじめは乾燥しますが自然に潤ってきます。たまに肌にお
休みをあげるのも大事かと思います。
最近はピーリング石鹸は週に1回か2回しか使いません。残りの日は普通の皮
脂を取り過ぎない石鹸で洗っています。
私は以前自分はすごく脂性だと思っていて、一生懸命皮脂をとるケアばかりし
ていました。するとまたどんどん皮脂が足りないと思って出てきてしまうので
す。
最近顔の水分量などを測ってくれる化粧品やさんのカウンターで計ってもらっ
たら、乾燥肌でした。自分はいままでずいぶん間違ったものを使ってきたなと
おもいました。一度計ってもらうと自分のケアを見直す機会になっていいかも
しれません。
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●編集後記「今年の目標!」
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今回のクチコミ情報は、大石先生がコラムでおしゃってる『ニキビ治療の4ヶ
条(4ナイ)』と共通しますね。
私もニキビがひどい頃、鏡を見ないように我慢しました。
鏡を見るとニキビが気になって、つぶしたり・いじったりしたくなるし、精神
的にも良くない(苦笑)!
・いじらナイ  ・髪の毛で隠さナイ ・夜更かししナイ ・乾燥させナイ
・洗い過ぎナイ ・鏡で見ない ・必要以上に余計な物をつけナイ
・神経質にならナイ 
…など、今年は「◯◯しナイ」を心がけてみましょうね!
今年で肌改善、ニキビとサヨナラしましょう!
頑張りましょうね。



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