コラム
メルマガコラムを編集・加筆しました。

● For Ad Acne ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Vol.004   (12/29/2004)
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早いもので2004年ももうすぐ終わりですね。
今年中にニキビを治そうと思っていた方も多いハズ…。
もう今年中は無理でも、来年中は必ず治るように頑張りましょうね!
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《もくじ》
●コラム【とかちの窓から】
 『爪を切っていじらない(2)』
 (著:とかち皮膚科院長・とかち美白研究所所長 大石先生)
●クチコミ情報1
 「生活習慣」(読者さんアンケートより)
●クチコミ情報2
 「薬の使用について」(読者さんアンケートより)
●編集後記
 「慢性蕁麻疹について」
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●コラム『とかちの窓から』 『爪を切っていじらない(2)』
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こんにちは。とかち皮膚科院長・とかち美白研究所所長の大石真暉です。
今年2004年の1年の世相漢字は『災』に決定したそうです。
台風や地震等の天災のみならず、イラクでの人質殺害や子供の殺人事件等様々
な人災も目立ち、今年は何とも物騒な1年でした。また、経済的には景気回復
が叫ばれながらも実際には恩恵にあずかれなかった方が実は多数派だったので
はないでしょうか?『災い転じて福となす』の諺のように、来年は福の多い年
になって欲しいものです。
ニキビ治療には様々な治療方法があり考え方も様々ですが、このコラムが皆様
のニキビ改善のちょっとしたヒントになれば幸いです。また、冬は空気が乾燥
しておりますので、お肌の保湿や体調に十分注意して下さい。
とかち美白研究所では、VCローションを購入されている方に会報を毎月発行
しております。そこの片隅に『ニキビ治療の4ヶ条(4ナイ)』というものを
載せています。(思い当たる所があれば今日から早速実行してみて下さい。)
(1)爪を切っていじらナイ  (2)髪の毛で隠さナイ 
(3)夜更かししナイ (4)乾燥させナイ 
これは私が皮膚科診療を15年やってきた中で非常に重要と思い標語にしたも
のです。
前回『爪を切っていじらナイ(1)』のポイントは
『爪は短くしましょう。顔やニキビをいじる癖がある人でもそのダメージを最
小限にすることができますよ。』
『なくて七癖。あなたのニキビに引っ掻きキズがあるのはどうしてですか?
いじっていることをまず自覚しましょう。自覚したらあとはしめたものです。』
でしたが、第3回の今回は、『自覚することがなぜ重要か』についてお話させ
ていただきます。
読者のみなさんは『内観療法(ないかんりょうほう)』という言葉をお聞きに
なったことがあるでしょうか?『内観療法』は少し専門的になりますが
『過去のありかたへの反省を通じて苦痛からの解放を目指す治療法』です。
ニキビを例にとると、ニキビをいじって悪くしていたことを反省しニキビをい
じることを止め改善させることです。
多くのニキビの患者さんを診察していて、この『いじらナイ』には
(悪いサイクル)と(良いサイクル)の2つがあることに気付きました。
(悪いサイクル)
(1)ニキビができた→(2)気にしていじる→(3)いじることにより悪化→
(4)ますます気にしていじる→(5)無意識のうちにいじる癖がついた→
(6)人に指摘され、実はわかっているが、ムっとして『いじってません。』と反論する。
→(1)振り出しに戻る(マイナスのサイクルが止まりません。)
(良いサイクル)
(1)〜(5)は同じ→
(6)人に指摘されて、昨日鏡をみながら思いきり潰していたことを思い出し
 『あっ、いじってました。』と認める。→
(7)『いじると跡が残るよ』と言われ、改めていじることは良くないことに気付く→
(8)友達のニキビ仲間の顔をみると常に手がニキビをいじっていることを発見する→
(9)いじるのは止めようと強く決心する→
(10)いつの間にかニキビがよくなってきた→
(11)ニキビ治療は卒業し、前向きな気持ちが生まれ、成績がアップし恋人もできた。
(プラスのサイクルが回り出しました。)
そうです、これだけで全てがよくなるわけではありませんが、大きな効果が期
待できるのです。『いじらナイ』は大変重要なことと思います。
今回、第3回『爪を切っていじらない(2)』のポイントはこんなところでし
ょうか?
『昨日まで私は実はニキビをいじっていました。でも明日からは違います。
 いじることはニキビに悪いことをはっきり自覚しました。
 2005年はニキビ撲滅元年だわ!』
それでは、よいお年を。
おおいし まさき(大石 真暉:ペンネーム)
(昭和41年北海道帯広市生まれ。平成6年札幌医大大学院修了。平成7年
同皮膚科学講座助手。平成9年とかち皮膚科開院。平成14年とかち美白研究所開所。
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・医学博士)

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●クチコミ情報「生活習慣」(読者さんアンケートより)
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最近知人でアダルトニキビに悩まされていた27歳が、病気で入院しましたが、
入院一ヶ月ほどで、顔全体に出来ていた赤黒いニキビが全部消え、卵の剥き身
のようなつるつる肌になっていたのです。
本人が理由として思い当たるのは
「毎日病院食以外食べず、夜9時には就寝していた。」そうです。
退院後夜学に復帰したら、あっという間にもとのニキビ顔に戻りましたけど…。
やはり食習慣と睡眠の質と量は関係が深いんですね。
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●クチコミ情報「薬の使用について」(読者さんアンケートより)
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病院でくれるアクアチムローション、市販のニキビ治療薬(薬局で買えるもの
はたいがい試した)等は出来ているにきびの炎症を抑える効果はあるようです
が、新しいニキビの発生を抑える効果はないので、きりが無い。
使用が長引くと、お肌が乾燥して頬などに細かい吹き出物がでやすくなります。
また、使い続けるうちに薬効が弱まると私は感じました。
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●編集後記「慢性蕁麻疹について」
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先日サイト読者さんの方から
「妹が1年前から蕁麻疹が出て、顔にも出て学校に行きたくないと言っていつも
泣いています。私がこのサイトを知ってニキビが改善したのを親が見て、
もしかしたら管理人さんは蕁麻疹についても何か知ってるのかもしれないと
思って…。」
という相談のメールをもらい、私も2年前の今頃急に蕁麻疹が出た事を思い出し
ました。
ニキビに悩む人で蕁麻疹にも悩んでいる人もいるようなので、今回私の蕁麻疹
について書きますね。

私の場合今まで何かにアレルギーがあった訳ではなかったのですが、風邪を引
いて身体が弱った時に、お腹に赤く斑点が出て、それから毎晩出るようになっ
てしまいました。
だんだんお腹以外の場所(背中・足・首・顔などほぼ全身)にも出るようになり、
夜に出て数時間で消えていた蕁麻疹が日中も出るようになってしまい、これはヤ
バイと思って、蕁麻疹が出てから1ヶ月後に病院に行ったのですが、急性蕁麻疹
ではなく、慢性との診断でした。
慢性となると、身体が1度発生したアレルギー物質に対して敏感になってしまい、
特に何を食べたから出るという訳ではなく、蕁麻疹が出てしまうそうです。
初めのうちは病院で処方された「アレグラ」というアレルギーの薬で症状が落ち
着いていましたが、飲み続けていくうちにだんだん効かなくなり、効かなくなる
と別の薬に…といった感じでしたので、病院の薬治療に不安を感じ、ネットで慢
性蕁麻疹について調べていたら、「どくだみ茶&ハブ茶」を3ヶ月飲み続けて、
慢性蕁麻疹が治ったと書いてある個人のページを見つけて、試したところ、
今迄の薬治療が何だったの?と言うほど私の蕁麻疹には効果がありました。
飲み始めて2週間後くらいには効果を感じました。

どくだみ茶を飲み始めた際は同時に食事にも気を使い、アレルギーを起こしそう
な物も食べるのを控えました(卵・青魚・高カロリーのもの・インスタント食品等)
もし、このメルマガをご覧の方で慢性蕁麻疹に悩んでいる人がいたら、是非
「どくだみ茶&ハブ茶」試してみて下さいね。
身体に害のある物ではないので、飲んで悪いコトはないですから。
蕁麻疹に悩む知人に教えたら、彼女もどくだみ茶で治ったそうなので、どくだみ
茶は本当に効くみたいです。
解毒作用はあるそうで、ニキビの体質改善にも効果がありそうですよね。
私は蕁麻疹が治った今でも、コーヒーの代わりにどくだみ茶を飲むようにしてます。



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