コラム
メルマガコラムを編集・加筆しました。

● For Ad Acne ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Vol.003   (12/15/2004)
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《もくじ》
●コラム【とかちの窓から】
 第2回 『爪を切っていじらない(1)』
 (著:とかち皮膚科院長・とかち美白研究所所長 大石先生)
●皮膚科情報3件
 サイトアンケート等で寄せられたオススメできない皮膚科情報
●編集後記
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●コラム『とかちの窓から』 第2回 『爪を切っていじらない(1)』
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コラム『とかちの窓から』 第2回 『爪を切っていじらない(1)』
こんにちは。とかち皮膚科院長・とかち美白研究所所長の大石真暉です。
当地では60センチを越える大雪が1日で積もり、一面の銀世界です。
冬は空気が乾燥しておりますので、お肌の保湿や体調に十分注意して下さい。
ニキビ治療には様々な治療方法があり考え方も様々ですが、このコラムが皆様のニキビ改善のちょっとしたヒントになれば幸いです。
とかち美白研究所では、VCローションを購入されている方に会報を毎月発行しております。
そこの片隅に『ニキビ治療の4ヶ条(4ナイ)』というのを載せています。
(思い当たる所があれば今日から早速実行してみて下さい。)
(1)爪を切っていじらナイ  (2)髪の毛で隠さナイ 
(3)夜更かししナイ (4)乾燥させナイ 
これは私が皮膚科診療を15年やってきた中で非常に重要と思い標語にしたものです。
第2回の今回は、『爪を切っていじらナイ(1)』と題して、お話したいと思います。
爪は健康のバロメーターといわれますが、毎日多くの患者さんの診察をしておりますといろんな爪に出会います。
思わずうっとりするような手タレかと思うような形、艶、色調を持つ爪、ネイルアートがきれいに施された小さな美術品を思わせるような爪もあります。
一方、厚く変形した爪、乾燥して割れた爪、どろんこ遊びで汚れた爪などはちょっと避けたいものです。
また、お肌との相関を考えますと、きれいなお肌を持つ方は、やはり爪もきれいと言えると思います。
私がニキビの患者さんを診察していて、まず最初に見るのは顔で、次いで首、背中、胸などのニキビが出やすい場所ですが、実は、次にみるのが爪です。
爪がなぜ重要かというと、爪が長い患者さんはニキビをいじることが多く、治療効果があがりにくいためです。
初診の場合、説明もれがないようにパンフレットを用いて説明し、確認していきます。
爪の長い患者さんは、診察して説明している間にも顔やニキビをいじっている場合が多く、
最初は様子をみていますが、あまりひどくいじっている場合には注意させてもらいます。
しかし、ここで重要なのはいじっていることを自覚されておられない方がほとんどということです。
大体70%以上の方が自覚されていないと思われ、
『いじらないようにした方がいいですよ。』と注意すると、
『いいえ、いじってません。』と反論される方も多いです。
そういう方は経験上、あまり改善しません。
顔には直線的なキズを多数認めるのですが。
今回のポイントはこんなところでしょうか?
『爪は短くしましょう。顔やニキビをいじる癖がある人でもそのダメージを最小限にすることができますよ。』
『なくて七癖。あなたのニキビに引っ掻きキズがあるのはどうしてでしょう?
いじっていることをまず自覚しましょう。自覚したらあとはしめたものです。』
次回は、『自覚することがなぜ重要か』についてお話させていただきます。それでは。
おおいし まさき(大石 真暉:ペンネーム)
(昭和41年北海道帯広市生まれ。平成6年札幌医大大学院修了。平成7年
同皮膚科学講座助手。平成9年とかち皮膚科開院。平成14年とかち美白研究所開所。
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・医学博士)

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●編集後記(今回は長いです。。。)
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今回は当サイト皮膚科情報のページ誕生について紹介したいと思います。
私自身ニキビに悩み、サイトを始めました。
その中でニキビ治療に力を入れている病院があることを知りました。
当初は掲示板は設置しておらず、読者さんとメールのやり取りをしていたのですが、
メールのやり取りの中でお薦めの病院を教えて欲しいと聞かれることが多く、
別の方から教えてもらったそのお薦め病院を教えたりしていましたが
せっかく読者さんから教えてもらった情報を私だけが知っているのももったいないと思い皮膚科情報のページを設置しました。
皮膚科情報のページは雑誌で紹介してあった病院や他サイトで評判を知った病院も載せていますが、ほぼ当サイトでのクチコミ情報がメインです。
ただ同じ病院でも人によって感じることは様々で、ある人は良いと感じた病院でも
他の人には2度と行きたくないと思うほど不快な思いをして帰って来るということもあり、お薦めの皮膚科情報に載せている病院に実際に行った他の方から
「行ったけど、良くなかった」という意見をもらうことも多くなりました。
「オススメできない病院コメント」の掲載に関し、
もし各病院の関係者の方がいらっしゃったら、不愉快に感じられたかと思いますが、
このような意見を感じた方がいたのは事実ですので、ご容赦いただき、今後の御診察に生かしていただければ幸いです。
サイトの「お薦め皮膚科」「評判の良くない皮膚科」どちらのコメントに関しても、
実際に行った方の情報を元に随時掲載病院は変更しています。
「お薦めコメント」を載せていても、
“実際に行ったけどお薦め皮膚科に載せるような皮膚科ではない”
との意見が多ければ削除しますし、
「評判の良くないコメント」を掲載していても
“先生の名誉の為にメールしました”
という方が複数いれば、「評判の良くないコメント」を削除しています。
当サイトではこのような考えで情報を掲載しております。
今回オススメできない病院コメントとして掲載しているような意見があることが残念です。
今後の対応で私達ニキビで悩む人達を救って下さるのを期待してます。

今回の編集後記長くなってしまいましたね。
早いもので、もう師走。
今年中にもう1回メルマガを発行したいと思ってます。
では次号でお会いしましょう。
 



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