◆多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは

女性の卵巣の中で卵子は成熟するのですが、卵巣の外側の膜がかたく、
排卵できない排卵障害の代表的な病気の1つ。
多嚢胞性卵巣症候群の患者さんの基礎体温は乱れ、月経不順となります。
排卵があったりなかったりする人や、全くみられない人もいます。
多嚢胞性卵巣症候群の人は、体型的に肥満傾向の人に多く、多毛や声の低音化などがみられ、
その発症に男性ホルモンの分泌異常が関係してると考えられています。
しかし、やせた女性や、多毛などの症状が全く見られないひとも多くいますから、注意が必要です。

皮膚科や各種ケア、生活習慣の改善など思いつくあらゆる方法を試しても手に負えないニキビは
卵巣疾患、おおくは多嚢胞性卵巣によるホルモンバランスの異常、排卵障害が原因であることが多いようです。
最近となってこういった声がちらほら見られるようにはなって来ましたが、
まだまだニキビをただの皮膚疾患と考え、治し方がわからない、原因がわからない、どうしても治らないと言った方が多いと思います。
大人になってからのニキビは、ほかの疾患による症状として出ている場合もあります。
婦人科へ行ったことでニキビの大元の原因である卵巣異常等に気づいてもらえ、
多嚢胞性卵巣症候群による男性ホルモン増加によりニキビが発生していたことが判明したということをよく聞きます。
今まで、色々なケアや数件の皮膚科に行っても治らなかったニキビが、原因が分かったことにより改善に向かったそうです。
皮膚科では対応できないニキビは一度婦人科へ行ってみることもお薦めします。
当サイト掲示板でも多嚢胞性卵巣についての書き込みを見かけました。
興味のある方は過去ログを調べてみることもお薦めします(過去ログはちょっと探し辛いのがネックなのですが。。。)

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